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​往診コラム1

​往診のいいところ・悪いところ

動物病院の往診ってどんなだろう?

動物病院に行くのと何が違うんだろう?

本日はそんな疑問にお答えします。

◆往診のメリット

|待ち時間がない

診療ご依頼をいただき、ご予約のうえお伺いします。

待合室で待つ時間がないので、動物にとっても飼い主さんにとっても負担が少なくなります。

|ご自宅が診察室になる

ご自宅に獣医師をはじめスタッフがお伺いします。

病院の雰囲気が苦手な子、他の動物が苦手な子にはおすすめです。

​|動物病院に移動する時間・手間が省ける

「車嫌いの大型犬で移動が一苦労」

「キャリーケースが大嫌いな猫でなかなか病院につれていけない」

そんなお悩みをお持ちの飼い主さんにも、往診がおすすめです。

◆往診のデメリット

|診療内容に限界がある

X線検査、手術、入院治療は基本的に行うことができません。

血液検査の結果が即日でない場合もあります(当院では結果のご報告に数日を要します)。

​重症で集中治療が必要な場合、骨折などX線撮影が必要な場合などは、往診だけで診療を完結させることができません。

​軽症~中等症の治療、慢性疾患の継続治療などは往診で対応可能です。

|費用が割高な場合がある

獣医療では、人間の医療での点数制は存在せず、全て自由診療です。

そのため、各動物病院によって診療料金が異なります。

施設のある動物病院よりも時間当たりの診療件数が少なくなるため、診療料金設定が割高な場合があります。

本日は往診のよいところ、悪いところをご紹介しました。

わんちゃん、ねこちゃんの状況に応じた動物病院選びの参考になれば幸いです。

※本コラムの内容は、院長がこれまでの経験をもとに記述した主観的な文章です。

​ 全ての動物病院が本コラムの記載内容に一致するということではありません。

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